A: 矯正治療にはいくつかのリスクが伴います。1) 失活：歯に力をかけるため神経が死ぬことがあり、1000人に1人程度で発生します。歯の色が変わったり痛みが出たりします。2) 歯根吸収：根が短くなる現象で、1mm程度なら問題ないことが多いです。3) 顎関節症：かみ合わせが変わり、顎の痛みや開口障害が起こる場合があります。4) 歯肉退縮：歯茎が下がり、歯が長く見えることがあります。5) 虫歯・歯周病：装置で清掃が難しくなり、口腔内が不衛生になりやすいです。6) 口内炎：装置が粘膜に当たって炎症を起こすことがあり、慣れるまで2週間ほどかかります。7) かみ合わせの変化：治療中に噛み方が変わり、調整が必要な場合があります。これらは予測が難しく、定期的なチェックとケアで対応することが重要です。
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