A: 矯正治療で歯が並ぶスペースを作る方法は、主に4つあります。1つ目は「歯と歯の間を削る(IPR)」で、歯の側面を0.2~0.5mm削って隙間を作ります。2つ目は「歯を横に広げる」で、あごのアーチを拡張して全体のスペースを増やします。3つ目は「歯を奥に移動させる」で、前歯を後ろにずらしてスペースを確保します。そして4つ目は「抜歯」で、どうしてもスペースが足りない場合に歯を抜いて調整します。例えば、前歯が重なっている場合、IPRで少し削るか、あごを広げるか、奥に動かすかを試し、それでも足りなければ抜歯を検討します。どの方法を選ぶかは、歯の状態や治療目標、患者の希望によって異なり、歯科医が総合的に判断します。抜歯は避けたい人が多いですが、効率的な場合もあるので、よく相談することが大切です。
おすすめ歯科医院
埼玉県和光市
